商品企画

島一の「商品プロデュース」

自然の味を贈る、環境にやさしい商品づくり

食品卸売業は、一般的には生産者が作った商品を仕入れて、小売・販売店に販売、流通させる仕事ですが、島一はベーシックな食品卸売業とは取り組み方が少し異なっています。
また、食品だけでなく地域の工芸品やものづくりの企画・販売支援も手がけています。

メーカー←島一→販売者 マーケティング支援 メーカーとのパートナーシップを結び、商品開発や販売戦略のアドバイス、プライベートブランドの提案を行います。プライベートブランドの開発。リテールサポート 売り場や売り物の企画・提案など、一歩踏み込んだリテールサポートを行います。

マーケティング支援

売りたい商品について、多面的なアドバイスと営業を実施します。

販促アイデア

  • ギフト販売やセットアップ販売の提案
  • ラベルやパッケージの提案
  • プライベートブランド開発
  • SDGsの打ち出し
  • 売り込み提案

販売価格や経営的アドバイス

  • 利益を確保できる販売価格の設定
  • メーカーの「良いものづくり」継続への応援
  • 在庫や損益改善へのアドバイス

プロモーション

「良い商品」を作っている生産者のこだわりや「思い」を消費者に伝えるための手段を提案しています。

  • PR用のツール
  • ギフト向けのラベル、シール
  • 生産のこだわりを伝えるツール など

プライベートブランドの開発

オリジナルブランド品をつくり、催事や通販サイトでの販売をおこないます。

【メーカーメリット】

計画的な生産ができ、売上げの安定化につながります。口座開設や決裁、手続きの代行なども行いますので、メーカー本来のコア・コンピタンス「良いものづくり」に注力していただけます。

島一のPB(プライベートブランド商品)開発ワークフロー

ワークフローの図

商品開発

「無(0)から有(1)を生み出す」
既存の商品を販売するだけでなく、体に優しくおいしい商品を作りだす「研究心」を持って、新商品開発に取り組みます。

製造依頼

まじめに良い品をつくることに真剣に取り組んでもらえるメーカーとタッグを組みます。こまめな打ち合わせと「追求心」を尊重し、製造を依頼します。

製品化

自然環境に配慮したデザイン資材を極力使用します。また、無理無駄のない在庫管理をすすめます。

営業

北海道から沖縄まで、全国どこでも。お客さまの望んだ商品が届けられるように、百貨店・量販店をふくむ幅広いネットワークを構築しています。

販売調査

常にお客さまの声に耳を掛け、そのご要望を次なる商品開発に生かします。

リテールサポート

販売店の立地、生活圏の特徴、希望の売り場づくりへのアドバイスや、買いに来たエンドユーザー(生活者)の意見を聞き取り、商品に反映させます。

付加価値商品の提案

メーカーの製品、製造方法などを熟知し、売り場や催事に合った付加価値製品をプロモートします。

フレキシブルな組み合わせ販売

エンドユーザーのニーズを察知した

  • セット販売
  • 合わせ販売
  • 解体販売

などに対応できます。

試験販売的効果

解体販売では、自家用に購入したエンドユーザーがインフルエンサーとなり、製品への問合せ、再購入希望や口コミなど、製品のファンやリピーターを増やす2次効果も期待できます。

プロデュースへのこだわり

プロデュースで応援

株式会社島一は「良い製品を造り続けたい」「こだわりのある商品をきちんと届けたい」「地道にコツコツ販売を伸ばしたい」そんなメーカーに島一のノウハウを伝え、パートナーシップを持って応援したいと思っています。

地方には、こだわりをもって良い製品を製造する「メーカー」や「生産者」がたくさんあります。
しかし、販売店の店頭に並べてもなかなか買ってもらえない現状があります。

なぜでしょう?
理由は

  1. 大手メーカー品に比べると単価が高い
  2. どのような特徴があるのか、どう良い製品なのかが店頭では伝わりにくい
  3. 売り場が小さいので目に付きにくい

などがあげられます。

かゆいところに手が届く

島一は、どんな売り場(販売チャネル)でどんなものが売れるのかを知っています。
培ってきた経験とネットワークを駆使し、売りたい製品を売れる確率の高い売り場へつなぎます。
単品では売りにくい商品を関連品や組み合わせによるギフトセット、アソートセットなどで付加価値を引き出し高額販売商品として企画。逆に、セットを解体して単品販売することもあります。
スーパー、百貨店、通販サイトなど各チャネルに適したプランを提案します。

プロデュースの歴史

島一はいつも「先駆け」でした。

そうめんのギフト販売

かつては木箱売り(18㎏・50g360束)だった小豆島のそうめん。売り場に持ち込み「何束いりますか」とバラ売りする時代もありました。木箱より小ロットで、自家ブランド品としてオリジナルの「箱」にいれると「ギフト」にできると発想。そうめんの箱入りギフト販売が始まりました。
さらに消費者の声でつゆ、薬味をセットしたもの、小豆島のほかの食品を詰め合わせたセット、うどんをセットにしたものなど、今では当たり前となりましたが、多彩なギフト販売を先駆けて成功させています。

醤油の付加価値販売

  1. 付加価値の発見

    当時、小豆島の醤油は1年半醸造でした。ある醤油屋さんの販売が伸びず、樽に醸造して3年になる醤油が残っていました。試しに搾ることを勧めたところ、これまでにないまろやかな味わいの醤油になっていました。旅番組で熟成醤油があると紹介され、テレビ通販を通じて爆発的に売れ、その後、3年醸造、2年醸造という「付加価値商品」の先駆けとなりました。

  2. 解体セールと試験販売的販促効果

    県外中堅スーパーのギフト販売用に小豆島の商品でアソートセットをつくり販売していました。販売シーズンが終わると売れ残り、返品。そのセットをほどき、販売店でセール販売したところ、大ヒット。「解体セール」の先駆けとなりました。自家用に購入した生活者(消費者)から、「美味しかった。あの時の商品はないの?」との問い合わせ急増。パッケージ販売をすると大手製品より販売数が上回る結果に。試験販売の役割も果たし、販売促進につながりました。

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